お家の外まわりのことを考えるときに欠かせないのが「エクステリア」。
でも、「外構との違いは?」「どのようなデザインがあるの?」「何から考え始めれば良いの?」と、初めてだとわからないことだらけですよね。
この記事では、エクステリアと外構の違いから、構成要素、デザインの種類、選び方のポイントをわかりやすく解説します!これから理想の住まいを完成させたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

エクステリアとは。ざっくり言うと「家の外まわり全部」
「エクステリア」という言葉、聞いたことはあっても詳しく知らない方も多いのではないでしょうか?
エクステリアとは、家の外まわり全体を意味します。
たとえば、門扉、アプローチ、庭、カーポート、フェンス、ウッドデッキ、照明など…。これらすべてがエクステリアの一部です。
つまり、室内を彩るのが「インテリア」なら、外まわりを整える「エクステリア」は、外観全体の印象と暮らし心地を左右します。

エクステリアは外観のデザイン、外構は外回りの構造物
「エクステリア」と「外構(がいこう)」は、似ているようで少し意味が違います。
用語 | 意味 |
---|---|
外構 | 門・フェンス・カーポート・塀・ブロック・アプローチ・土間コンクリートなど構造物全般のこと |
エクステリア | 庭のデザイン・植栽や照明計画など含めた外観デザイン全体のこと |
つまり、外構とは建物の外回りの構造物全般を指し、エクステリアは建物の外観や外回りの空間全体のデザインことです。
最近は「エクステリア業者」と呼ばれることも多く、家の外観をトータルコーディネートで提案するスタイルが主流になってきています。
エクステリアを構成する8つの要素
エクステリアは、さまざまなパーツで成り立っています。以下の8つが主な構成要素です。
- 門扉・門柱:住まいの「顔」となる入り口部分
- フェンス・塀:プライバシー確保や防犯のために必要
- アプローチ:門から玄関までの通路で印象を左右
- 駐車スペース・カーポート:雨風から車を守る大切なエリア
- 庭・植栽:四季を感じられる癒しの空間
- テラス・ウッドデッキ:アウトドアリビングとして人気
- 照明(エクステリアライト):夜の演出と防犯に効果的
- 物置・収納スペース:ガーデニング道具や自転車収納に便利
これらをどう組み合わせるかで、家の印象も住み心地も大きく変わってきます。
デザインスタイルは3種類|オープン・セミクローズ・クローズ
エクステリアの基本的なスタイルは大きく分けて3つあります。
オープン外構
フェンスや門を設けず、開放感のあるスタイルのこと。通風・採光に優れ、来客に明るい印象を与えます。反面プライバシーや防犯面で注意が必要です。お隣との境界があいまいになるので、近隣トラブルに気をつけてください。

セミクローズ外構
敷地の一部に塀やフェンスを設けて、プライバシーや防犯性を確保しつつも他の部分は開放して圧迫感を軽減する設計が特徴です。開放感とプライバシーのバランスが取れたスタイルで、日本の住宅では最も人気です。

クローズ外構
敷地全体を塀・門扉・フェンスなどでしっかり囲う外構スタイルです。外からの視線をしっかり遮るスタイルで防犯やプライバシーを重視したい方におすすめです。反面外から家が見えにくいため、逆に死角が増えるリスクもあります。また塀や門などの設備が必要なため、コストが高くなります。

人気のデザインイメージ4種類
家の外観や好みに合わせて選ばれるエクステリアデザイン。代表的なイメージをご紹介します。
- シンプルモダン:スタイリッシュで無駄のない美しさ。白・黒・グレーなどの無機質カラーが主流。
- 和モダン:木や石、植栽を活かした和風要素に、モダンな感性をミックス。
- アメリカン:芝生や白いフェンスが特徴のカジュアルで開放的な雰囲気。
- ロックガーデン:ドライな石や多肉植物を用いた、手入れが楽でおしゃれな空間。
写真や施工例を見ながら「自分らしさ」を大切に選びましょう。




エクステリアを選ぶときのポイント5つ
後悔しないために、以下のポイントは要チェックです!
- 建物のデザインや色と調和しているか
- 毎日の動線や使い勝手は良いか
- 防犯性や視線のカットが考慮されているか
- お手入れの手間がかからないか
- 予算内に収まるか
また、家族構成やライフスタイルの変化も見据えて考えるのがおすすめです。
デザインは業者選びで大きく変わる
同じ予算でも、提案力やデザインセンスによって仕上がりが大きく変わります。
信頼できるエクステリア業者を選ぶには、以下をチェックしましょう!
- 実際の施工事例を見る
- 打ち合わせが丁寧かどうか
- 要望をくみ取って提案してくれるか
- 保証やアフターサポートがしっかりしているか
“なんとなく”選ばず、複数の業者に相談・見積もりをとるのが安心です。
エクステリア工事の流れもチェック!
- 全体のイメージ・予算・デザイン・設置するアイテムを伝えて、現地調査をしてもらう
- 伝えた情報を反映したエクステリアプランと見積書をもらい、イメージをふくらませる
- 提案内容と見積書を確認したら、外構工事契約書を締結する
- 近隣挨拶をし、土を掘り起こしたらブロック塀の施工やカーポートの設置をする
- 施工後はエクステリアプラン通り完成しているか、担当者とチェックする
- お引渡し後は保証期間を確認し、アフターメンテナンスを実施
契約前には、工期や費用の内訳、使用する素材もきちんと確認しましょう。
また保証期間は施工業者によって異なるため、忘れずにチェックしてください。
まとめ|エクステリアは住まいの顔。自分らしい空間を手に入れよう
エクステリアは、ただの外構ではなく、家の第一印象を決める重要なポイントです。
毎日を快適に、そして心地よく過ごすためにも、自分たちのライフスタイルに合ったデザインを選びましょです
家づくりの最終章ともいえるエクステリア。しっかり向き合って、お気に入りの空間を手に入れてくださいね。 理想のエクステリアを叶える第一歩は、見積りの比較から!実績のある人気エクステリア業者の資料を無料で一括見積りできます。家にいながら、デザインや費用感、施工事例をじっくりチェックしてくださいね!


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